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逆転裁判LIVE~OBJECTION!2019~

7/14に開催された、逆転LIVE~OBJECTION!2019~
ゲームにまつわる豪華ゲスト陣が集結、大変に盛り上がりました!

「逆転裁判」の作曲、そして今回のアレンジ、演奏を手掛ける岩垂徳行さんから
「亜双義の格好でライブに出なよ~」とオファーを受け、
「そうか、コスプレ込みの出演依頼なのか…」と理解し、
数か月、こつこつとコスプレの準備をし…

亜双義一真は、ゲーム「大逆転裁判」において、
とても重要な役割を果たす、主人公の親友。

「大逆転裁判」をプレイしたのは、2016年開催の
「逆転裁判オーケストラコンサート」にて、
演奏をさせていただいたことがきっかけ。
「大逆転裁判」は近代日本とイギリスが舞台なので、
ノスタルジックな音色が合う、ということでアコーディオンの由。

そこからすっかりはまってしまい、
ゲームは最後まで終わらせ、画集やグッズを買うハマりよう…
ストーリーが面白く、絵もかっこよく、
北川さんを中心に作られた楽曲も大好きなのです…

そうした流れでの今回のお話。
自分的にも、お越しくださるファンの皆様に対しても、
ドン引きされるようなコスプレではあってはならない…っ

ということで、まず画集とにらめっこ。
自分の体形に合う学ラン探しからはじまり、
校章や腕章をどうするか悩み…
刀は岩垂さんが貸してくださり…

どんなに頑張ってもまあ似てはおりませんが(そもそも男性だし)、
亜双義や作品への愛は伝わったようで、
あたたかい声援をいただいた時はちょっとホッとしました…

勿論、演奏は最大火力で頑張りました!
力強く支えてくださった岩垂徳行スーパーバンドジャスティスのメンバー
に感謝です!
こんなロックロックしたステージに立つこともなかなかないので、
たぎりました~

主催の方からライブ写真をたくさんいただき…
カメラマンさんがとても素敵に撮ってくださったので
(実物より良く撮れているくらい…)
記念に貼っておきます!

おまけ:各種ライブのレビュー記事(どれもすごく詳細長文!)

https://www.4gamer.net/games/435/G043558/20190716095/

https://www.famitsu.com/news/201907/17179704.html

https://www.gamer.ne.jp/news/201907160038/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7/24(水)にリリースされた「逆転裁判オーケストラコンサート2019」でも
アコーディオンを弾かせていただいております。ライブは熱量重視の小型アコにて、こちらはオケ向きに大きい重厚なアコーディオンにて。
岩垂さんのかっこいいアレンジ、東フィルのオケ!ぜひ!

缶バッチが、亜双義アコーディオンであることは全く知りませんでした!
…次は赤いアコーディオンにするかな…

 

 

 

 

 

 

 

ソロアルバム「秋の光」解説index

2019年9月14日リリース予定の、
ソロアルバム「秋の光」について、今までブログに書いてきたものの、indexです。
タイトルをクリックすると、各記事に飛びます。

アルバムそのものや、それぞれの曲についての思い。そしてジャケットについてを、文章と写真にて綴っております。

聴く前に、聴いた後に、楽しんでいただければうれしいです。

 

 

 

アルバム「秋の光」について

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【各曲解説】

「ゆめ」Accordion solo

「なのはな」with 梅田千晶さん Irish harp

「踊る風」with 壷井彰久さん Violin

「秋の光」with 三浦咲さん Marimba

「冬の始まり」with 奥村景さん Cello

「鳥」Accordion solo

「Lumina」with 寺田 侑加さん Vocal

「青い実のワルツ」with 三浦咲さん Glockenspiel

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「秋の光」ジャケットについて

「青い実のワルツ」with 三浦咲さん Glockenspiel

この曲も一曲目「ゆめ」と同じく、朗読家青木ひろこさんとの公演、
こちらは「ショートファンタジーの世界」のために作った曲です。

題材は安房直子さんの「あるジャム屋の話」。
売れずに困っていた若きジャム屋さんが、
ある日現れた鹿の娘に誘われて、
不思議な森で摘む、水滴のようにみずみずしいブルーベリー。
それをジャムにして…
幸福感のある物語のテーマ曲的なイメージで書きました。

自分にとってあまり得意ではない、
良い意味で「いかにもアコーディオンらしくかわいらしい三拍子のワルツ」
に挑戦してみました。

後に、この曲でダンサーさんが踊ってくださったり、
思い出深い曲となりました。

最初はソロで録るつもりが、ふとグロッケンが入ったら
よりかわいらしいかと思い、
「秋の光」と共に、三浦咲さんに。

咲さんは小学校で使われていたという、小ぶりな、
ちょっとおもちゃのような可愛らしい音色ながら
すごぶる響きのよいグロッケンを持ってきてくださいました。

可愛らしく勢いで!と思っていた録音ですが、
これがアルバム中一番時間がかかり…
お互い疲れたころに、ほどよく力が抜けた良いテイクがとれました…笑

 

 

 

 

 

 

 

 

終わった後のすがすがしい笑顔!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルバムの詳細はこちらです

「秋の光」with 三浦咲さん Marimba

この曲が出来たのは2013年。
お世話になり、また個人的にも仲良くしてくださったエンジニアさんが突然に亡くなられて、
心の持っていきようもないまま日々を過ごしていた時にみた、秋の風景(写真)をみて作りました。

着いた時は黄金の光であった森が、刻一刻と色を変えてゆき、いつか色あせて、夕闇となり。

その時にこのうつろいゆく光の色を、アコーディオンの音にうつしたい、と思いました。

ちゃんと思いのままに形に出来るようになるにはとても時間がかかりましたが、この曲を作ることが、この先の自分のアコーディオンにおけるオリジナリティにつながっていると思います。

 

折々演奏を続けてゆくうちに、出会ったマリンバの三浦咲さん。
リベラシエロというバンドでご一緒することになり、それから彼女の音が大好きになり、
今はパーカッションの遠藤真治さんと3人で「ソラカケルモノタチ」というユニットもやっています。

彼女が「秋の光」を弾いてくれた時、マリンバの音のひとつひとつが光の粒のようで…
トレモロに混じるあたたかさと憂い…それは咲さんだからこその音であり…咲さんと「秋の光」を完成させてみたいと強く思いました。

この曲はゆらぐ部分がとても多くて…咲さんは実に長い時間、この曲のリハーサルにつきあってくださいました。それはそれは細かく。

私がマリンバとこの曲をやってみたかったことにはもう一つ理由があります。
間奏部分、光降るマリンバの連打と時を刻みはじめるアコーディオン、その上にもう一つ光射すようなアコーディオンを入れてみたいと思っていて。思いのままになるべく自由に録ること数回、偶然にもマリンバと一番シンクロしたテイクです。
というわけでこのアルバムで唯一、ダビングでアコーディオンを重ねています。

咲さん、超お疲れ様でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

アルバムの詳細はこちらです

 

 

 

 

 

 

※なお、「秋の光」は、2014年にリリースしたYuka Fujino+Blueberry&Yogurt「螺子巻く夜の記憶」には、Ritaさんの作詞・歌による「Elegie」として収録しています(現在はCDは完売、ダウンロード販売のみ)。これもまたRitaさんの想いがこもった大切な作品となりました。
http://blueberry-yogurt.com/?page_id=73

 

 

「鳥」Accordion solo

「鳥」は、アルバムのために書き下ろした短い曲です。

ジャケット撮影をしに行った時のこと。

冬の名残りの冷たさの中、撮影をした場所は、
本当にしんとしていて。

目の先にある枯れた木の枝には、
黒い鳥がとまってじっとしていて。

この世界には、
写真を撮ってくださっている吉岡さんと、私と、
鳥しかいないような。

閉ざされた空間にいる寂しさ、けれど居心地は悪くない、
永遠のような一瞬。

そして鳥は飛び立ってどこかへ消えてしまいました。


写真:吉岡剛秀

「踊る風」with 壷井彰久さん Violin

「踊る風」は、ヴァイオリン壷井彰久さんとのデュオ、
「フジツボ」のために書いた曲。
「秋の光」三部作(と、自分で勝手に銘打っています)の一番目に置く曲。

これはもともと、アコーディオンとヴァイオリンで完成するものを書きたい、
と思って作りました。
冷たい秋風と木の葉が一体になってくるくるとまわるように、二つの旋律が同時に動いてゆく、
そんなイメージです。

壷井さんとは、私がアコーディオンを弾き始めた直後からほぼずっとご一緒しているので
はや二十年の付き合い…(うひゃー)
出会った頃にはすでにバリバリに活動していた壷井先輩、
音楽とは、ライブとは、バンドとはetc…受けた影響は数知れません。
そして、今はこうして同じ音楽人として、
アルバムに参加いただいていることもまた感慨深く…

「踊る風」、曲の2/3は速いテンポでハモリっぱなしというなかなか大変な曲ですが、
付き合いの長さゆえか、緊張感を保ったまま息の合った演奏が出来、
2テイクで終了。音量バランスもほとんどいじらないまま。

レコーディングするにあたってアレンジを少し変えて、組み込んだ、
壷井さんの激かっこいい熱激しいソロも新鮮冷凍保存…!笑

真面目に弾く壷井先輩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイリッシュハープ梅田さんに対抗して…おーいヘッドホン!
いやそれ以外も突っ込みどころ満載です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(おまけ)スマホで演奏しようとする壷井先輩。わかりづらいので却下…

 

 

 

 

 

 

 

 

アルバムの詳細はこちらです

「冬の始まり」with 奥村景さん Cello

まだ秋のあたたかさは残るけれど、昼の光は寂しく、どことなく弱弱しく、
もうすぐそこまで冬が来ている…そんな日にふと作りました。

いつまでも続くわけではない「今」、とどまることなく変わってゆく世界。
うちひしがれそうになる気持ちと、
だからこそ、静かにわきおこる、日々への、人への慈しみ。

後に、「オオフジツボとリタprecious」の音楽朗読劇公演「螺旋の刻印」では、
主人公の少女が様々な出来事を経て、新たな旅立ちへと向かう
ラストシーンに使われることになりました。

今回、演奏くださったチェロの奥村景さんは、
数年前、u-fullのライブにサポート出演してらした時に知り合いました。

どちらかといえば言葉数の少ない方ですが、
奏でる音に、u-fullの音楽に対する大きな愛を感じ、
それがとても気持ち良いなぁと思いました。

そして、この曲を、
奥村さんのチェロで録音できたらと思いたち…

Riquisimoにゲスト出演いただいたこともありますが、
デュオとしてご一緒するのは、この録音がはじめて。
奥村さんに助けていただきながら、リアレンジしました。

奥村さんのチェロはどこまでも伸びやかに、深く優しく…心地よい。
そして思った以上に力強く歌ってくださり、
暗く重いだけではない、冬のひだまりも感じる曲となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

アルバムの詳細はこちらです

「ゆめ」Accordion solo

宇都宮の朗読家、青木ひろこさんと去年秋に開催した、「秋宵幻想夜話」という公演のために作った曲です。

萩原朔太郎「猫町」をメインとした公演で、もう一つ何か短い作品を、という話になった時に、青木さんが「この詩、藤野さんのアコーディオンにぴったりな気がする」と
持ってきてくださいました。
それが、室生犀星の詩「ゆめ」。

わたしはゆめを見た
ひとつきりのゆめを………
(略)

果しない遠いところへ
微妙なこどものやうになって
星のなかへ
そこでさまざまなものに逢ふ
さまざまなけだものに逢ふ
ものをいはない影のやうな人物に逢ふ
そこにゐるものはみな裸で
美しい光のなかに遊んでゐる
(了)

ゆめの中で、自分自身の心に出会い、
何ものとも分け隔てなく交感し自由にさまようからだ。

この詩を読もうとひらめいた、青木さんの知識とセンスに驚嘆です…
すぐ音が浮かびました。

というわけで、詩を読んだ時に感じた自由な気持ちそのままに、
浮かんできたフレーズを曲にしました。
アコーディオンの音色の持つ浮遊感、透き通った感じを音にうつしたいと思いつつ…

今回はアコーディオンのアルバム、ということで一番広いスタジオで録音しました。
天井高!!のびのび!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルバムの詳細はこちらです

ソロアルバム「秋の光」ジャケットについて

写真は、成城学園前の喫茶店cafe Beulmansのマスター、吉岡さんに撮っていただきました。
ブールマンでは、オオフジツボやフジツボ、
そして透明な庭(ピアニストで作曲家shezooさんとのユニット)と、
様々なライブをさせていただいています。
お店の持つ、落ち着いた、翳りのある空気が大好きです。
吉岡さんがライブで撮ってくださる写真のモノクロームな世界、
そして吉岡さんご本人のもつ暗さや頑固なお人柄も好きで…笑
写真を撮っていただくのはなかなか緊張するものなのですが、信頼する吉岡さんなら素の自分、そして自分の抱えている暗さを撮っていただけると思い、今回、無理を言って撮影をお願いしました。

今年に入り、やはりタイトルは「秋の光」にしようと思い始めたころ、
季節は春直前。
うっそうと生命力あふれる風景だとイメージと違ってしまう!
ということで、急いで撮影に。

行くのもなかなか大変な河原の秘密の場所で、
寒さと雑草と戦いつつ、
素敵な写真をたくさん撮っていただきました。

↓アルバムには使わないであろう写真から…(またどこかで生かします!)

そしてデザインは、吉田直之(nrs516)さん。
ZABADAK「宇宙のラジヲ」の撮影とデザインをされており、
お世話になりました。当時、レコーディングでよれよれで、メイクも拙かった私を
たいそう綺麗にデザインしてくださったのも良い思い出です…

以降、吉田さんの写真作品やデザイン作品がとても好きで、
折々拝見していて、いつかお願いしたいと思っていました。
写真の静謐な構図、デザイン作品での
ノスタルジーとデジタルの狭間のような色合いが特に好きです。

ZABADAKや新居昭乃さん、また椎名林檎さんや大塚愛さん
近年は刀剣乱舞など、様々なシーンでアートワークを手掛ける吉田さん、
お忙しい中、藤野さんの音が好きだから、とお受けくださり、とても嬉しかった…!

数年ぶりにお目にかかった吉田さんは、
美味しいお茶をふるまってくださり、
大半楽しく色々なおしゃべりをしていただけのような気がしますが、
しっかり私のイメージを組んでくださり、
仮ミックスを聴いた上で、
風が流れ込んで秋になってゆく風景をデザインしてくださいました。

当初の私のジャケットイメージは、
大半がモノクロームだったのですが、
曲のイメージに合わせて、
吉田さんがあざやかに彩ってくださった世界は、
親密でありながら、より外へ向いた、広がりのあるものになったと思います。

 

「Lumina」with 寺田 侑加さん Vocal

「Lumina」は、ラテン語で光、星の光という意味だそうです。
私のアコーディオンの生徒であり、
阿佐ヶ谷のカフェバーRojiの女主人であった、
ルミさんを思って書いた曲です。

時々少女のように…移り気で茶目っ気のあるルミさん。
病に苦しんでいるときに、
どうしてもっとその場が楽しくなるような
気の利いた言葉がもっと出てこなかったか…
今でもふと思い出します。
私は彼女と過ごす時間がとても好きでした。

その彼女が亡くなった時に、
星になってなお輝いているルミさんを思って…
讃美歌のイメージで書きました。

歌と歌詞はu-fullというユニットを主宰するyukaさんこと、
寺田 侑加さん。

侑加さんと引き合わせてくれたのはZABADAKの吉良知彦さんでした。
吉良さんが「とてもいい音楽を作る大阪のユカちゃんに、
お江戸のユカさんがアコーディオンを教えてあげてほしい」
というメールでした。
彼女の透き通る声、多少天然を思わせる性格(笑)、
そして音楽への情熱…
すっかり大好きになってしまいました!

そして、関西と東京で「ユカユカ」というユニットをすることになった時に、
この曲を是非侑加さんに歌ってほしいと思いました。

侑加さんは、亡くなった吉良さんのことを思って歌詞を書いてくれました。
それは私にとっても有り難く嬉しいことでした。
吉良さんとのお別れも、私にとってとてつもなく大きく、
埋めることのできない喪失でした。

侑加さんの書いてくれた「Lumina」には、悲しみの中に、
明るい希望と救いがあって。
不器用でもステップをひとつひとつ先に進めながら…
そうやって私たちは生きてゆかねばならないのだ、と
あらためて思うのです。

大坂在住の侑加さんには、東京にいらした折にリハ&録音という
ハードスケジュールでしたが、
のびやかに、心をのせた歌をうたってくださり
無事新幹線の時間にも間に合いました!ああよかった!

広い部屋にふたり、お互いにささやきあうように…
向かい合って録った触感の仕上がりになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

アルバムの詳細はこちらです