ジャディス

62f7ec1e.jpg「この曲マイナー調で、藤野さん好きそうだよねー」と
仕事演奏の休み時間に声を掛けてきてくれたのが
安西さん。ボタンアコーディオン弾きである。
ジャディス(仏語・昔日という意味)というユニット名は
彼が考えてくれたものだけれど、
彼の音色はまさしく過ぎ去った黄金の日々(ってどんな日々だ)
を思いおこさせるような感じのほろ苦さと懐かしさがある。

アコーディオンといえばフランス系で
ミュゼットの曲の数々は確かにアコーディオンのために
あるような旋律と曲調が多い。
でもアイリッシュミュージック好きの自分には
「フランスっぽさ」というものが足りないというか…

でレパートリーはあるものの、
あえてあまりやらなかったのですが…
時が経ち、今は「っぽさ」をあえて真似しようとするより
その音楽の中にある良さを自分の音として出したい。
今回は安西さんのおかげもあって、なんかいい!と思っています

街角でゆるやかに流れてくるような
ほの暗いフランス系をやってみようと思います