MR.TOP HAT

中古CD屋に行ったら、大好きなフレッド・アステアの
「MR.TOP HAT」というアルバムを発見・購入。
アステアは、ジーン・ケリーと並んで、
1930年~黄金時代のMGMミュージカルで活躍したタップダンサー。

そのアステアが、オスカー・ピーターソンをはじめとする
ジャズマン達と、映画のナンバーを歌ったヴォーカルアルバム
「フレッド・アステア・ストーリー」(略してアステア・ストーリー)
という4枚組のアルバムからの抜粋盤がこれ。
その「アステア・ストーリー」も持っているくせに
(さらに言うと別の抜粋盤も持っている…)、
ジャケットの中で微笑むアステアが小粋で素敵で、つい買ってしまった…

映画の中で、踊りながらオーケストラをバックに歌うアステアも
いいけれど、ジャズセッションとともに歌うアステアは
自然で自由、軽妙洒脱で、
タップのリズムが歌に生きていて気持ちがいい。
バンドとタップのセッションもあり…しびれます。

当時、こんな企画を立ててアルバムを作ってくれた
ノーマン・グランツ(プロデューサー)よ本当にありがとう!

CDをかけると、今まで数え切れない位聴いてきた曲が次々と流れてきて、
懐かしい友達に再会したよう。

It’s a lovely day
And everything’s O.K.
(ISN’T THIS A LOVELY DAY)

幸福感に満たされる一枚です。