サンフランシスコの六枚の枯葉

写真 3フィドルじょんちゃんとのデュオ、あんじょんライブありがとうございました!次回は12/16(水)@音や金時さんです!

ここ最近の定番コーナーとして、シャンソンを私風に超意訳して、アコーディオンアレンジをし、じょんちゃんに歌ってもらっています。じょんちゃんが実はフランスの歌謡曲が好き、というのがきっかけだったのだけれど、私もそのおかげですっかりハマっております。
じょんちゃんの持っている少女/少年ぽさと
私のあまりフランスこてこてでもないアコーディオンが、いわゆるシャンソンと違う素直な風合いが出てよいのではないかと思っています。

今回は以前から大好きだった「サンフランシスコの六枚の枯葉」。
間奏にブルターニュのガボットを入れてみました。

ここ数年、秋の空気と色が本当に心にしみいります…写真はイメージ。淡くて切ない少し霞んだ光。

サンフランシスコの六枚の落ち葉
Six feuilles mortes de San Francisco

やっとここに来た サンフランシスコ
長い長い船旅の果て
まずはこの6枚の 枯葉を君に送ろう

信じられるかい 僕のみたもの
空の波 大地のひかり
海のかけら ひとさじの砂漠
全てを君にささげよう

イルカや鯨やオーロラ
君にあげたいものばかり
デッキには星のかけら
落ちて静かにかがやいてる

船の上は ただ孤独で 君のことばかり 考えていた

三つの太陽と三つの月
小さな人魚も連れてきたよ
君の住む パリのセーヌに
そっと放して あげてほしい

キリマンジャロの雪 リオの薔薇
それよりも大切にしてきたのは
君への想い
長い長い 首飾りにして贈ろう

君が恋しい 大地が恋しい 今すぐにでも帰りたい

今はもう冬へと サンフランシスコ
六枚の枯葉を送ろう
僕の船と君のセーヌと…
心で繋がりますように