Englandにて、Karen Tweedさんとの三日間~その1

ぽっかりと空いた九月の第5週。イギリスへ行こうと思い立った。
子どもの頃から本で読んで何より大好きだった風景や庭園を見ようと思って。
けれど、
その後、色々な偶然が重なって、
私がずっと憧れていたKaren Tweedさんとのプライベートレッスンを受けられることになった。

Karen Tweedさんは、ピアノアコーディオン奏者。
アイリッシュミュージックは
メロディオン(ダイアトニックボタンアコーディオン)で演奏されることも多いが、
彼女はピアノアコーディオンで弾くまさにパイオニアにして代表格。
その軽やかな手さばきや鋭いリズム感、そして左ボタンでの伴奏もリリカルで小気味よく美しい。
北欧音楽とのコラボレーションも多々。
この20年間、折に触れてはCDを聴いたり、YouTubeを見て奏法を研究したりしてきた。

叶うことなら、この目で、目の前でプレイを見たり、
日本で手探りで続けてきたピアノアコーディオンで弾く
アイリッシュミュージックについて、
そして彼女の生み出す音楽について聞いてみたりしたかった。
それが、なんだかばたばたと、急に叶うことになった。

アコーディオンと一緒に飛行機に乗り込み一人でイギリスへ。
ロンドンに着いてまずは、宿泊先、
Karenさんが見つけてくれたAirbnb(現地の人の家の一部に泊まる民泊みたいなもの)へ。

Mildmayという街。さばさばした女主人、Judyさんがひとりで切り盛りしている。
泊まっているのは私だけのふたりきり。
個室もあるし、朝ごはんは冷蔵庫にあるものを自由に料理して食べてよく、
昼間はリビングで練習もできる。素敵な小さなお庭もある。
イギリスの水道水は硬水で紅茶を入れると濃く出ておいしい。
そこに濃いめのミルク。
一息つくたびにミルクティーばかり飲んでました…
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