新顔アコーディオン:しろくまちゃん

8e78e7f1.jpg先日、蛇腹姉の佐々木さんが
小さいアコーディオンを探していて、
一緒に中古のアコーディオンを扱う
新浦安のベイアコに行き…
…私が買ってしまいました…っ;;
こういう記事、前にも書いたなぁ…
…ひとつ言い訳をすれば(誰にだ?)
見ればすぐなんでもアコーディオンが
欲しくなるわけではないんです…
(しかしいったん出会うと一目惚れが多い…)

ベイアコの当主、原田さん(アコを愛する素敵なおじ様!)が
「こんなのものありますよ」って
何の気なしに佐々木さんに出してきた楽器で、
私も何の気なしに、
ついでに、位の気持ちで試奏させていただいたのですが…
立ち上がりの良い澄んだ音色に惚れ…
「あぁこれでRivendellやオオフジツボを弾きたい!!」
ってすごく、思ってしまったのでした…
アイリッシュにぴったりな軽やかで素朴な音色、リードはMML。

ベースボタンは120ベース、41鍵。
今使っているビクトリアより一回り分キー数が多く、
ピアノアコーディオンの中では大型の部類に入るのだけど、
なんと…!サイズ的には、ビクトリアより二回り小さい
(72ベースの小型サイズと同じ位)
そしてビクトリアより1.5キロも軽い!

今は無くなったイタリアのSONOLA社の
Rivoliというシリーズで、
40年程前に作られたものだそう。
原田さん曰く、こうした軽さや小ささに
昔の職人さんの技が生かされているのだそうです。

120ベースサイズには、私の欲しいソとかラの高音が出せて
いいなぁと思ってはいたものの、
私の体では重くて大きすぎる…
諦めていたのですが、これなら使える!

通常よりサイズが小さい…ということは、
その分鍵盤の幅がかなり狭いということで
指の感覚が違ったりもするのだけど、
ピアノを弾くには小さい私の指には合っているみたいで、
弾きやすい。レディスサイズだな…
木で出来た鍵盤の弾き心地はまさに古いオルガンのよう。

中古なので、蛇腹や鍵盤や馬力については
新品のような使い心地…というわけにはいかないけれど、
それを補ってあまりある魅力の持ち主。
原田さんがそれはそれは丁寧に整備してくださり、
ゆっくりと第二の人生を歩んでくれそうです。
早速オオフジツボのレコーディングで、
最高音まで使ってみました。

そして、色が白です。
名前はしろくまさん。
アコ友さらいちゃんが一目見るなり
付けてくれました。