闇と誠実

4edd7707.jpg2/3のライヴのために中川龍也さんとリハ。

中川さんとは沖縄風アイリッシュ四畳半フォークバンド
「善福寺川」を一緒にやっていました。
山形城やよみうりランドとか、色々なところで演奏できて
楽しかったなぁ…

中川さんは、善福寺川をやる前は、ソロでオリジナルを
やっていて、善福寺川が解散したあとは、またソロに戻った。
一緒にやっている時から、どう見てもバンド人間ではなかったし、
本人はどう思っているかは分からないけれど、
やっぱりこの人は一人で歌い続けるしかない人なんだなと思う。
(アットホームで明るかった善福寺川は
彼の人生の中でもかなり特異な経験だったのではないだろうか…)

オリジナルは暗く、世の中への批判や憤りがこめられている。
また、中野重治の詩に歌をつけたり、
ブリティッシュトラッドやユダヤの歌に日本語の詩をつけたり、
どれも、闇と誠実さが同居していて、
中川さんの世界だなと思う。

前回は中川さんひとりで、2ステージをやって
これぞ中川色!というのを見せつけられた感じでしたが、
今度は+1。中川さんの曲を聴いて私なりに感じたことを
そのまま音に出せればと思います。

中川さんのギターケースには、善福寺川のメンバーゆみちゃんが
描いたイラストステッカーが貼ってありました。