最近のリハ~中川さん・オオフジツボ・蛇腹姉妹

71d7f2ef.jpgリハが続いています。

中川龍也さん(12/21(木)・江古田フライングティーポット)
オリジナルなフォークで時代や憤り、優しさを歌う
弾き語り中川さん。
…フォークっていわゆる日本のフォークというより、
ブリティッシュ系のフォークだったんだ!とあらためて思ったり…。
最近の中川さんはオリジナルに加え、
アイリッシュやブリティッシュトラッドをそのまま歌う。
英語で10何番まであるものをひたすら歌います。

そうするとサポートする側では何をするべきか…?
これはRivendellや他のサポートでも思うのですが、
聴く側は日本人で言葉は完全には分からない。
ならば折角音を増やすのだから、
より物語を伝えられるようになりたい…と思うのです。
悲しいのか楽しいのか、クライマックスはどこか…

というわけで中川さんに歌詞の意味を聞き、
音の入れ方を研究中…。
なかなか渋いクリスマスライブになりそうです。

オオフジツボ(12/9(日)音や金時(西荻窪))
恒例のオリジナルを増やそう月間で、
各人宿題になっている新曲発表&リハ。
私は暗めに盛り上がる「紫陽花の庭」
(たぶん「枯れてゆく紫陽花」に変更)という曲。
もうそがれの紫陽花を見に行って、
その時の哀しい思い出(根暗だなー^^;)
を形にしてみました。

私が形にしきれなくて悩んだ部分は、
壷井さんと太田さんが力業で引きずり出してくださり、
なんとかなるか…

壷井さんはタイトル未定(たいていそうですが)の
軽快な曲。む、難しい…
ご本人の予想に反してさわやかな曲です。
ラストへ行くにしたがって壷井さんのダイナミクスが
集結してかっこいい…。

太田さんは前回の「地蔵盆の夜」に続き
仮題「冬将軍の空」作成中!?
太田さんと私は「漢字+助詞+漢字」のタイトルが好きです多分…

いつもお世話になっている壷井さんに
「でかカール」(通常のカールの3倍)を差し入れしました。

蛇腹姉妹(11/30(木)←明日! 下北沢オフビート)

今回は、蛇腹「実験」姉妹、ということで
いろいろチャレンジしています。

佐々木さんはものすごーい小さなおもちゃみたいにかわいい
アコーディオンを使ってみたり。
より難易度の高い曲に挑戦してみたり。
…私の新しいアコを使う、は、やはりキー数が足りず無理でした…
(蛇腹姉妹は使うキーが多い!)

そしてなんといっても第3の蛇腹姉妹、
初のボーカル、サエさんの参加!

蛇腹姉妹にふさわしい、ピュアで可愛いのに
どこか黒い(失礼!)素敵なボーカルです。

今回はそのために、佐々木さんも私も作詞しました。
佐々木さんは、仄暗いヨーロッパにひそむ娘たちを描いたひねた歌詞。
私はほんの短いですが、讃美歌を訳しました。「祝祷」以来。

途中お芝居仕立てだったり、エキセントリックだったり、
これは新たな蛇腹姉妹的世界だなと思います。

写真はサエさんのコンサーティナ。
彼女にぴったりな楽器です。