ハイランド地方へ(inverness/蘇)

26928eba.jpgDethickで感傷にひたってみたり、
スコーンを食べたりフットパスを歩いてみたり
駆け足で英国での夢をまっとうした後、
汽車でスコットランド、インヴァネスへ。
一日かけての長い長い、移動の旅である。

距離感を知るためにも今回こそは居眠りしないぞ!
と思ったが、やはりそうはいかず、爆睡、
目が覚めるとスコットランドに入っていたのだった…

ロンドン近郊の乗客はメタボ(この国は大丈夫なのかと思う位多い)
かつパソコンに向かう半袖の人が多かったのが
(そして車内は携帯電話し放題、パソコン天国である)、
スコットランドに入ると、
セーターの人も増え、体型も顔つきも違う。
そういえばちょっと寒い(寝てたから…)
車内放送の車掌さんの発音も全然違う。
インヴァネスはインヴェルネッスに聞こえる。
ハイランドに来たのだなぁ…

そのインヴァネスに到着。
ネッシーで有名なネス湖の近くの大きな地方都市である。
19時過ぎについたのだが、日本と違って
お店はのきなみ18時には閉まってしまうので、
街は妙にがらんどうとしていて、
カモメだけが自由に飛び交っている。
こちらは日が長く明るいだけに変な感覚である…

そして夕食に困る。円安の上、物価が予想以上に高い。
(この後も折々悩むことになるのだが…)
軽食イタリアンに落ち着く。
前回の海外旅行でも思ったけど、
イタリアンはどこで食べてもおいしいなぁ。

翌日午前中は街を歩く。
ヴィクトリアン・マーケットという
お土産店の立ち並ぶアーケードの中で、
マニアックなスコティッシュミュージックの
CDショップを発見。
なんと枚数の多いこと!
それを見るだにスコティッシュ音楽シーンの勢いを感じる。

そして、さすがスコットランドはピアノアコーディオンの国、
いわゆるコテコテなヤツから、
スタイリッシュなものまで山ほどあるのだった…

お店のおばちゃんは店内で流すCDを1曲ごとに、
かけ替えていた。
そして、それを鼻歌で追うお客達…。
客層もマニアックだ…。
知っているCDだったので私も混じって鼻歌してみたのだった…