青のシャルトル(巴里日記その4)

大学時代、一般教養科目の西洋美術史のテーマが、
シャルトル大聖堂でした。
一年間、「石の聖書」とも言われ、
様々なシンボルがちりばめられている
教会建築を勉強して、
一度その目で見てみたいと思っていました。
そうして、もう10年以上も前、
母と一緒に行きました。

今回はオフの日に、一人旅。
シャルトルはパリから1時間、
少し遠いので切符を買うのも
ちょっと知識がいりました…
予習してGO!

パリよりももっと寒く雪深いシャルトル。

教会の壁面にはびっしりと聖人たちの石像。
大きく翼を広げたような構造の教会の天井。
床に描かれた迷路。

そしてステンドグラス。
「シャルトルブルー」と言われる
ステンドグラスの青は寒色系なのに、
なぜか発する光があたたかい。

教会のヒーターは、地下鉄の排気口のように、
床から温風が出て来ます。
その上に立ってぬくぬくと、
しばしステンドグラスに見とれておりました。

一番下の段は、教会の裏庭と、そこから見渡す景色。

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