アコーディオン弾き、せきたさらいさんの
ソロコンサートに行ってきました。
会場は、東京オペラシティにある近江楽堂。
こじんまりとして響きの良いホール！
…演奏を聴きながら、
今から20年前、
はじめてさらいちゃんに会った時のことを
思い出していました。
故中嶋正作先生の教室で、
先生からさらいちゃんを紹介された時のこと。
頭が良さそうで勝ち気な、大きな瞳で
じっと見られたのを覚えています。
年は私の方が上だけれど姉弟子です。
それから一緒に、
発表会に出たり、先生のお仕事で弾いたり…
パリにも行ったし、
今は同じアコーディオンの先生に。
折々共に過ごしてきたさらいちゃんが、
こうして、一国一城の女主人のように、
堂々とアコーディオンを弾き始めるところを
見ているとなんだか感慨深く…
座席の一番後ろのすみっこで一人、
うるうるしていたのでした…
プログラムはさらいちゃんらしい、
クラシックを中心に、
ブルガリアやロシアのトラッドも！
バッハのゴールドベルク変奏曲、
さらいちゃんの思い入れが伝わる演奏でした。
アコーディオンのふくよかな音色は
バッハにすごく合う。
いつかは通しで…！
演奏だけでなく、合間のおしゃべりや
プログラム、
すべてにおもてなしの心あふれる
コンサートでした。
これはさらいちゃんから、
親しい人や応援してくださる人へ向けての
一年に一度の大感謝祭でもあるんだなぁ…と
思ったことでした。
来年は3/29だそうです！
写真
○本日のメイン楽器、
ダラッペのチャンバーアコーディオン。
深みのある良い音…！そしてきらきら！
○おみやげのクッキー。アコーディオン！
