オオフジツボ関西ツアー(京都)

aecd434c.jpg今回、オオフジツボで関西へツアーに行こう!
と思い立った時に、
ブッキングしてくれたのが、
今、一緒にアイリッシュ系バンド「ナギィ」をやっている、
関西出身、バウロン奏者の本岡トシさんである。

トシさんイチオシのミュージシャンは
皆さんそれぞれ強さがあって、素晴らしかったし、
トシさんはじめ皆さんが、
いかに素敵な音楽ネットワークを築いているかが、
分かったツアーでもありました…
トシさんに感謝!!

***

京都の会場は、五条烏丸にある、
パーカーハウスロールというお店。
地下にある、広めの落ち着いた感じの喫茶店である。

早速お店のすみっこでウォーミングアップしていると、
ドレクスキップさんたちもやってくる。
お目にかかるのははじめて、写真やサイトで見ていたけれど、
うーん…若いっ!
一気に大学の構内にいるような雰囲気になった。

先手はオオフジツボ。
が、その前に、ドレクスキップでウェルカム演奏を1曲。
なんだか気分が盛り上がり、そのまま演奏。
あー京都にやってきた!と思うと、
最初はどうしてかどきどきしたけれど、
徐々にほぐれてくる。

演奏が終わると、ドレクさんが再び入ってきて、
何を言い出すかと思ったら…オオフジツボへの質問コーナー!
質問するためのメモまで用意してくださっている。
関西風のツッコミ質問だったらどうしよう…と
どきどきするが、内容は案外普通に…
「皆さん作曲ってどういうふうにするんですか?」
など。なんという気づかいをする若者達なのだ…(涙)

そして、もう1曲!とお客さんをあおってくださって、
オオフジツボでもう1曲、リールを演奏。

続いてドレクスキップさん。
フィドル、ヴィオラ、ギター、パーカッションによる、
北欧のトラッドやオリジナル。
彼らの作るオリジナルは、
どれもしっかりと作り込まれていて、硬質で美しい。
それを若さと勢いでもって、ぐいぐいと演奏していくもんだから、
引き込まれないわけはない。
そして、「今、楽しくってしょうがない!」
という空気が伝わってくる。皆いい顔しているなぁ。
バンドを始めた二十代はじめの頃ってこうだったなぁ…。

最後は全員でもう一度演奏。
オオフジツボによる、ゆっくりとしたジョセフィン、
ドレクさんの軽快なマイナーリールに続き、
全員でリール。
楽しかった!!

終了後は、マスターが美味しいお料理を作ってくださって、
皆で打ち上げ。
東京では対バン同士で、飲んで食べて談笑…
なんてあまりないけれど、
太田さんいわく関西ではよくあるそう。
なんだか音楽に関係ない話が大半だったような気もするが、
遅くまで盛り上がる。

ドレクスキップさんは、来月29日に東京に来て、
今度はナギィと対バンすることになっている。
楽しみ…!

そして京都に宿をとれなかったオオフジツボは、
大阪へと移動したのであった…

写真は、サウンドチェック中のドレクスキップさん。
かっこいいのです…