パリでの日々

f3886bff.jpgバスティーユの近く、Amelo通り沿いのとあるビルの、
鉄の門と木の門をくぐると、広い中庭の中に、
時計台のあるアパートがありました。

4階までの階段を上りきると、
壁もソファもカーテンも白い
広々としたお部屋があって、
そこでアコーディオン弾き女子5人で、
過ごしました。

皆で買い物に行ったり、自炊したり、
洗濯したり、練習したり、語り合ったり…

たった10日間だったけれど、
もう数年も皆で、ここで暮らしている錯覚におそわれるような…
ここまで生活するように、旅をしたことはなかったなあ。

今でも、もう一人の自分がアコーディオンと一緒に、
あそこで暮らしているような気さえします。