マリア・カラニエミコンサート2days&伊藤賢治さんライブ

春、アイスランド火山灰の影響で延期になっていた、
フィンランドのアコーディオニスト、
マリア・カラニエミさんのコンサートでした。

水曜、木曜と二日間行くことが出来て、
どちらもステージに近いところで聴いたのですが、
…もう本当に素晴らしかった!!
ずっと前からCDで聴いていたあの音を
間近で聴くことが出来て感無量…

ふくよかな音色、繊細な蛇腹使い、
透き通った歌声、
そして何より表現そのものが
あたたかくて、深い。
言葉は分からないけれど、
心にダイレクトに伝わってくるものに
何度かうるっと来ました。

フィンランドの民族叙事詩『カレワラ』
にインスパイアされた歌とアコーディオン、
ダンス音楽のポルスカ、
フィンランド人の愛するタンゴなど、
トラディショナルなものを中心として、
マリアさんの、民族としての血を
深く感じさせるプログラムでした。

ギターのオッリさんは、繊細かつ緻密。
息がぴったりの素晴らしいデュオでした!

水曜のコンサート前には、北海道のカンテレ奏者
あらひろこさんと横谷さんと
お茶をしつつ
カンテレのお話をしたりもし、
北欧的な?1日でした!

木曜の夜は、うってかわって、
オオフジツボのギター、太田さんがサポートする、
ゲーム音楽作曲家のイトケンさんこと
伊藤賢治さんの音楽活動20周年記念ライブへ。
弦カルテットも含む大人数編成での
ドラマティックな演奏や、
トークコーナーと盛りだくさんでした!
太田さんは、弾いてよし、話してよし…素晴らしい面白い!
会場を盛り上げていました!
物販コーナーでは息子さんが
オオフジツボのCDを売ってくれていました。ありがとう!