緑色の思い出

5d9ae4a4.jpgこの間の日曜日は、
ケルティックハープ、坂上さん企画の
《アイルランドの民話と音楽》
~セントパトリックスディを祝って~
というライブでした。

3月17日のアイルランドのお祭りにちなんだ、
オールアイリッシュプログラム。

前半は、朗読家・青木ひろこさんと
それぞれがコラボーレション。

私は「妖精のかえ子とバグパイプ」
という楽しく愉快なお話に、
アコーディオンを付けました。

途中、悪さをして隠れている妖精が、
村人の用意したバグパイプにひかれて姿を現し、
演奏しはじめ、
その音楽がこの世のものとも思われないほど、
すんばらしかった、
というシーンがあるのですが、
…悩みました…(^^;
私がすごくアイルランドらしいと思うゆったりとしたエアと、
軽快なダンス音楽をつけてみました。

青木さんの朗読は、あいかわらず素晴らしい…!
物語が生き生きと動き出します。

青木さんとはさらに世界を一緒に作りたく、
5月と7月に「ショートファンタジーの世界」
と題して宇都宮と東京で公演予定です。
青木さんと私が好きな、
日本の作家さんのショートメルヘンを選んで朗読、
合間にそのイメージで作ったオリジナル曲を演奏します。

後半のステージは、
坂上さんがなんと!ブズーキに持ち替え(10年ぶりだそう)、
ダンスチューンを2人で演奏しました。

坂上さんとは普段、
坂上さんのオリジナル曲のみを
演奏しているので、
こうしてアイリッシュをがっつりやるのは
ほとんどはじめて。

アイルランド音楽を始めた時、
聴いていたのは坂上さん世代のライブやセッション。
一緒に演奏させていただくと、
やはりかなり影響を受けていて
共通する趣味指向があるのでした…

というわけで片端から懐かしのチューンを演奏。
体が覚えている感じ。
坂上さんもそんな感じでブズーキをかき鳴らしていました。

「ああ、昔はこんな風にただただがむしゃらに、
アイリッシュをやりたい!と思っていたんだった…」
…と、演奏しながら思い出しました。
いつになく、汗だくになりました…

…結果、
アイルランドのお祭りにかこつけて、
我々のアイルランド音楽とのおもひでを
振り返るライブになったのでした…

先日「まほうつかいのでし」(蛇腹愛蘭三姉妹改め)の
ライブで初披露した、
アイリッシュピアノアコーディオン
(命名マーガレットちゃん)、
その直後チューニングを全調整してもらい、
なかなかよい鳴りでありました♪