蛇腹と豆本の夜

74386782.jpg12/16は蛇腹姉妹企画イベントvol.1
@フライングティーポット(略して飛茶洞)でした。

対バンをお願いしたのは、今年の2月に出会い、
「蛇腹姉妹」でご一緒できたらいいな~
と思っていたSOZOROさん。

相変わらず素敵でした!
「雨の曲が多い」とおっしゃってましたが、
雨や猫や男や女…
憂い/愁いのある情景が広がっていきました。
シンさんのせつないボーカル・ギターと
マヤさんの繊細で自在、強いフルートやアコーディオン、
イトケンさんのパーカッションは噂通り素晴らしかったし、
完成された世界でした。
姉妹との合同演奏もインスト曲にシンさんが歌詞を付けて下さり
これがまたぴったりでした!流石。

蛇腹姉妹は、同じ時期に飛茶洞で開催している
豆本展「冬のマメBOOKS」より、
豆本作家・五十嵐彪太さんの作品を5つほど
姉妹で朗読させていただきつつ、
曲とリンクさせてみました。
それにしても、朗読ってむずかしい…(当たり前)

そして、蛇腹姉妹で演奏している
「猫製造機」(キキオン・十時さん作曲)に
五十嵐さんが今回のためにオリジナルのお話を作ってくださり(!)
作者ご本人に読んでいただきました。
夜な夜な地下の酒場で製造されては街に飛び出す猫たち…
なんともアヤシクユーモラスなお話でありました。

…蛇腹姉妹の曲と五十嵐さんの作品世界って
絶対同じ路地裏で繋がってる!

音楽やアートや文学が、絡み合い、またあらたな世界を作り出す…
お互いが響きあえた時の喜び。
そこはひそかに頭の片隅で目指しているところです

写真は、展示より、豆本クリスマスツリー。
他にも豆本ガシャポンもあって、
すっかり楽しみました!
家に帰ってじっくり読んだら、これまた面白い…。