水曜日は、中目黒の楽屋さんで、
Libra Chambreの中田彩・文姉妹と共演ライブでした！
1部はまず蛇腹姉妹。
彩さんの希望もあって、ブルターニュ中心。
姉妹の中で深まってきましたブルターニュ！
その後、＋ピアノ中田文（妹）さんと
蛇腹姉妹のレパートリーを。
文さんのピアノは、とてもセンスが良い。
クラシック的と土臭さ、両方を持っている。
蛇腹姉妹の売り文句「繊細で粗暴」とは
彼女のことでもある！そして勿論テクニカル。
姉妹の定番曲「象の市場」にも
彼女のピアノはぴったりで、
まさに象が通過していくような迫力。
イメージ通り！
2部は中田姉妹から。
カヴァーやLibraさんの曲。可憐…！
その後、今度は蛇腹姉妹＋ボーカル中田彩（姉）さん。
北欧のトラッドやスペインの古い宗教曲、武満徹、
そして古いシャンソン…。
何を歌っても彼女の手のひらの上で
ころころと歌が転がっているよう。
そして日本語もフランス語も発する発音が
とびきり美しい…
最後は全員でLibraさんの素敵なオリジナル
「雨乞いのロンド」「僕のオルゴール」を演奏。
蛇腹姉妹と中田姉妹の共通点をあげるならば…
「ここにはないどこかにある、ちょっと奇妙で不思議な世界」
を創ることかもしれない。
リハもライブも、
この上なく真剣に遊んだ乙女たちでありました。
よい化学反応だった！
私個人的には「私の中のフランス」総決算。
ブルターニュの曲に、フランスで会ったゼルワーさんの曲に、
自分が大好きなシャンソンの曲…
去年のフランス旅行以来、
自分の中のフランスへの思いがやっとカタチになってきた感じ。
写真はグランドピアノの上にある、
グランドピアノ型トイピアノを弾く文さん。