ZABADAK2007年夏休みライブツアー・いねむり日記(仙台)

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仙台到着。
この日泊まるホテルは、イメージキャラクターがムーミン。
売店にもムーミングッズが充実で、思わず衝動買い。

夜は、街へ。
仙台はショッピングモールが長い。
途中にある靴屋で、木村君のために、
ライブではく用のサンダルを小峰さんが見立ててくださる。
そう、私も前から心の中でツッコミを入れていた。
「その服装には、革靴じゃなくサンダルだろう!」と…。
演劇の舞台衣装も手がける小峰さん、
目の付け所が流石である。
(サンダルは、この後のライブで大活躍であった)

仙台在住のベテランミュージシャン、
ダンディな只野展也さんが
美味しいお店に連れて行ってくださる。

吉良さんは「ほや」を注文。
私も生まれて初めてのほやをいただく。
クリーミーでうにとは少し違うまろやかさと味。
衝撃的な美味、でした…

8/1

午後、会場であるライブハウス、JUNKBOX入り。
ここはなんとも由緒正しき、ライブハウスだ。
長い地下街をくぐり抜けると、
少し汚れた壁に、ポスターが所狭しと貼られ、
バンド少年たちの憧れの聖地、といった趣。

楽器をセッティング後、ちょっと必要なものがあって買い物に。
ショッピングモールでは
これから始まる七夕祭りの華やかな飾りがひらひらと揺れている。
仙台のデパート、藤崎は昔の百貨店を思わせる。

戻ると、本日のスペシャルゲスト、松田克志さんがいらしている。
再会を喜ぶ。

松田さんは、ZABADAKの初代メンバーで
去年のZABADAK東北ツアーではじめてお会いし、
岩手の遠野や花巻を案内していただいた。
アルバム「宇宙のラジヲ」に収録されている私の曲
「秋霖」は遠野の雨の風景をイメージしたもので、
これが出来たのも、松田さんのおかげなのである。
松田さんのやわらかで穏やかなお人柄に
Rivendellはすっかり惚れ込んでしまった。

でもライブ本番の松田さんは、
獣のような鋭い目つきをしてカホンを叩いていた。
やっぱり激しい火を持った方なんだな、と思った。
会場もすごく盛り上がる。

実に久しぶりの共演が実現した吉良さんと小峰さんは、
本当に嬉しそうで、息もぴったりだった。

終わってからの打ち上げでの松田さんは
当たり前だけれど、いつもの松田さんだった。
なんだか嬉しくて色々と話しかけてしまった…。

余談:
松田さんは音楽でも岩手でばりばりと活躍中で、
Otaria’s Bloc(k)というバンドで
アルバムもリリース準備中である。
このアルバムには、ポチャカイテマルコの荻野さんが
参加されていて、世間って狭いな、と思ったり…。