カンテレ・馬頭琴・喉歌

北海道から、
カンテレのあらひろこさんと、
馬頭琴・喉歌の嵯峨治彦さん
のユニット、RAUMAがやってきて、
オオフジツボと一緒にライブをしました!

あらさんは去年オオフジツボ北海道ツアーの時
ずっとご一緒してくださって、再びの共演!
楽しみにしていました。
噂に聞いていた嵯峨さんともやっとお目にかかれました!

フィンランドとモンゴル、
あらさん、嵯峨さんそれぞれのフィールドを生かした曲や、
それぞれのソロ…多彩でした…!

どちらかの演奏を聴いている時も、
そしてお二人で演奏している時も、
お互いをリスペクトしているのが伝わってきました…
すばらしい…!

あらさんのカンテレは、相変わらず
瑞々しい若草の露がはじけるような音でした…
あらさんは大人になってからカンテレに出会ったと
おっしゃっていたけれど、
そんな風には思えないほど、楽器との絆が強い。
あらさんからカンテレをとりあげたら
呼吸すら出来ないじゃないだろうか…
…なんて思ってしまう位。
私もそんな風にありたい…

嵯峨さんの馬頭琴は、
時に土と草のにおいのするような音だったり、
時にチェロのようにカンテレを優しく支えたり
西洋のメロディを奏でたり…
独特の太さと深みのある音色が心に直に響きました。
一音一音が本当に、美しい…
嵯峨さんって心の美しい人なんだなぁ…
喉歌は、驚きの倍音が!!!
嵯峨さんが声を発すると、口笛のように鳴り響く。
なんの道具も使わずに出しているというのがすごい…

オオフジツボは若干私の曲が多めの選曲。
最近はライブをやっては、
リハで少しずつアレンジを深めたりしています。
より曲のイメージも鮮明になるし、よくなりました!
で、それぞれの曲が出来た由来などを
MCで少し話したのだけど、
二人とも「へー」「初めて聞いたー」
とか言っている。前も言ったのにー!
…たぶん私がMCをしている時は、
ツッコミを考える時間なのでしょう…

最後は皆で合同演奏。
「ラウノのワルツ」と、
嵯峨さんの五拍子の曲「森を出た頃」
でインプロ。
そしてダニーボーイ。

あぁ楽しかったー!!
目下の野望は、
北海道へ行き、
マイカンテレであらさんにレッスンを受け、
RAUMAと再びご一緒していただくことです!
なんと壮大な野望…

写真は、RAUMAリハ風景と、
馬頭琴の馬のうつくしき横顔。スーホだー!

RAUMA1UMA