録音が終わり、トラックダウンに入りました。
夜な夜な数曲ずつ、ミックスが出来上がってきた曲を聴きに
スタジオに行っています。
全身を耳にして聴く…。
…すごい!
それぞれの曲の中に大きなうねりとダイナミクス、
そして繊細さ切なさが同時に存在している!
自分の出したかったフレーズがどれもきちんと生かされて
かつ大きな流れのひとつになっている!
ドラマがある!
エンジニア池内さんはZABADAKのニューアルバム「回転劇場」の
ミックスを担当されている方。
とびきり優しいスマイルの持ち主で、
録音中は個人的にいやされておりましたが、
いやはや、この音作りは鬼だ…
(全体的な仕事っぷりもさりげなく鬼でしたが…)
アコースティックであり同時に
しっかりと骨太のZABADAKサウンドになっています。
録音の時ずっと、自分の体に音をしみこませるように
体を揺らして音を聴いていた池内さん。
その結果ひとつひとつに、感嘆のため息です…